複合形のキング。
●リャンメンカンチャン形
344568
シュンツとリャメンターツが重なりさらにシュンツの外側にカンチャンがある形。
2.5.7の受け入れがある。
233457→1.4.6
122346→3.5
455679→3.6.8
シュンツとリャメンターツが重なりさらに、「シュンツの外側に」カンチャンターツがある形を意識するとよくわかる。
さらに、
三四八34458③⑤⑦⑦⑧⑧
ここから八か8を切りたいが同じくらいの不要牌に見えるがしっかりとした優劣がある。
8を残しておくと、ツモ6で344568になり、リャンメンカンチャン形に変わる。よってここでは打八になる。
打牌を選択するときにも、一手先を読む力をつけることが効率的に手が進められる。
●一盃口含み
「まず、最初に一盃口はタンヤオのような全体役ではない上に、1ハン役なので無理して狙うほどの価値はない。基本的には好形テンパイを優先し、自然に狙えるならば、一盃口目を残す。」
さらに、
「端寄りの一盃口は狙わない」ウザク本に何回も書かれてある言葉。それだけ価値が薄い。
●ウイング形 9枚形
233456778
5を中心とした、中ぶくれ2つに挟まれている形。
実は、1つメンツを抜くと、リャンメンカンチャンが隠れている。
234+356778→4.6.9
678+233457→1.4.6
よって、このウイング形は1.4.6.9の受け入れが存在する。
●ウイング 8枚形
23345667
中ぶくれターツが2つ並んでいる形。
この形は、14が入ると6がヘッド、58が入ると3がヘッドになるので、2メンツ1ヘッドが作れる。
さらに、他にヘッドがあるならば、平和と相性の良い中ぶくれが2つあるので、高確率で平和になり、ツモ2.4.5.7で高め一盃口になる。
ウイング8枚形では、打点面でも他でヘッドを作り、メンツを3つ作れる(高め一盃口)ように構えるのが期待値と打点面では有利。
ただし、状況で使い分けなくてはいけない。