先制愚形リーチ判断
先制良形テンパイと同様、愚形テンパイであっても多くのケースで即リーチすべき。
◉役なし愚形テンパイ即リーチ
リーチドラ1愚形をテンパイ外して良形にするまでに他家に自由に手作りされ失点してしまうマイナスの方が長期で見ると大きくなる。
特にドラ1以上ならば勝負手と認定して、必ず即リーチする。
◉子の役なし愚形リーのみ基準
ドラ1と比べると優劣は微妙だが、これも原則即リーチ。
ただし、愚形で和了率もそこまで高くなく反撃を受けた際の放銃リスクはそれなりに高い一方でこちらはドラ0の打点のリターンもない。
そのため、原則は即リーチとしながらも巡目、待ち牌の場況、点数状況、主にリスク回避の観点から繊細に判断を調整する余地がある。
なお、親であれば平均打点が高いため、即リーで問題なし。
◉役あり愚形テンパイ(ダマ3以下の基準
子のダマ5200、6400点と親のダマ7700、9600点以外は全て即リーチ。
例えば愚形であっても打点上昇が大きいためリーチ。
ただし、5200と7700はダマ寄りに判断する。ここが良形と異なる。
また七対子は打点上昇率が非常に高いため、良い待ちならば即リーチすべき。
◉役あり愚形テンパイ(ダマ4以下の基準
リーチを選択すると和了率の低下影響が大きく、局収支が下がってしまう。